「16回目のクリスマス」

ケニアが私たちの教会に来始めてから、もう7−8年は経つであろうか。
お父さんは南伯生まれの純粋なアフリカ系ブラジル人でお母さんも同じくカトリ
ック育ちの純粋なアフリカ系ブラジル人。小さいときから聖公会員であったお
父さんに連れられお母さんと教会に来たときは確か4−5歳であった。肝心の
お父さんは年に1−2回しか教会に来ないのであるが、ケニアとお母さんはそ
れ以来、日曜礼拝を欠かしたことはない。教会学校の中で育ち、もう12歳の
少女に成長した。日系教会であるので日本語が絶えず飛び交う中で、そんな
ことは一切かまわず、ケニアもケニアのお母さんもすっかり聖十字教会員とし
て親しい交わりの中にある。お母さんは今年、カトリックから聖公会に正式に
転向した。私たちにとっての16回目の記念すべきクリスマス教会学校発表会
でも、ケニアはベテラン(?)の生徒として今年も活躍した。いつの日にかケニ
アがこの教会で結婚式を挙げることをみんなが夢見ている。