炎天下鍬を振るいし頃偲ぶ 栗山みき枝
初便り代理任せの味気なき 桜庭ますえ
故郷への思いは深し初便り 滝口水晶山
炎天下敵機に怯えし日も遥か 角田梢
にこやかに顔を揃えて初句会 渋江安子
故郷の友は達筆初便り 山田八重子
溌剌と楽しみ有って初句会 吉岡静江
初の字を並べて句作初句会 秋末麗子
ブラジルで子等それぞれ卒業す 光田芙美
初便り孫の写真も入れてあり 岩上もとこ
故郷の老いし叔母より初便り 榛葉幸子
炎天下帽子被るは我一人 峰村マダレーナ
炎天や急坂つらき老いの足 内田千代女
初夢の人は無言で遠ざかり 長田如恵
おしなべて優しき句友初句会 高橋月山